なぜ?アーチが崩れると膝の痛みに関係するか詳しく説明します
足のアーチ崩れに関連する疾患には、
・外反母趾
・足底腱膜炎
・有痛性外脛骨
・後脛骨筋炎
・シンスプリント
・鵞足炎
・腸脛靱帯炎
・半月板損傷
などがあります。
土台が歪むと体が歪む運動連鎖
大腿骨を含め、人の片側の「自由下肢骨」――
つまり、
骨盤を除いた脚の部分には、合計30個の骨があります。
それらの骨は、足からスネへ、 スネから太ももへと、筋肉でつながっています。

足のアーチは倒れ込むように低下する
足のアーチは、
足が内側へ倒れ込むようにして低下します。

👉️アーチの低下とは、どのような状態なのか
トゥーアウトの発生
足が内側へ倒れると、
つま先は外側を向きます。

足底腱膜への負担

この動きが繰り返されることで、
足底腱膜への負担が増え、足底腱膜炎が起こりやすくなります。

👉️足底腱膜炎は、なぜ痛くなるのか
👉️歩くと内くるぶしの下が痛む|有痛性外脛骨
👉️ランナーの後脛骨筋炎|体の外にある痛みの原因
外反母趾とトゥーアウト
足が内側に倒れると、
親指の付け根にあるMP関節は引き伸ばされます。

その状態で体重がかかると、
外反母趾をつくる方向へ力が加わります。

シンスプリントと疲労骨折
また、スネの骨が回転したまま荷重がかかると、
スネの内側には、ねじれる力が加わります。

この動きが繰り返されると、
シンスプリントや疲労骨折が起こりやすくなります。

👉️シンスプリントは、仕組みを理解しましょう
後脛骨筋炎
アーチが低下すると、足首は内側に倒れ込みます。

行き過ぎて倒れ込むと、捻挫をするので、
これをワイヤーロープのようにつなぎ止めているのが後脛骨筋です。

アーチが内側に倒れ込む動きが増えると、
後脛骨筋は多く使われ、
後脛骨筋炎が起こりやすくなります。

トゥーアウトと膝の痛みの関係
ここまで説明した、
足が内側へ倒れ、つま先が外を向く動き
を、トゥーアウトといいます。

膝関節への連動
トゥーアウトによってつま先が外を向くと、
足首の傾きと太もものねじれが逆方向へ連動する「運動連鎖」が起きます。

解剖学的には、これを「Knee-in & Toe-out(ニーイン・トゥーアウト)」と呼び ます。

ニーインで膝を痛める理由
つま先が外を向き(トゥーアウト)、膝が内に入る(ニーイン)と、膝の関節が雑巾のように絞られる「ねじれストレス」が加わります。
なぜこの状態が危険なのか?


膝関節は本来、「前後の曲げ伸ばし」には強いですが、「ねじれ」には弱い構造をしています。

足部では、外反母趾や足底腱膜炎などにつながります
この動きが繰り返されることで、
鵞足炎や靱帯損傷、半月板損傷が起こりやすくなります。

「アーチが低下すると、鵞足炎や、腸脛靱帯炎の原因になる」
ここまでは、
インターネット上の解説でも、よく書かれている内容です。

👉️ニーインとは|膝が内側へ入る仕組み
👉️鵞足炎|膝の内側に痛みが出る仕組み
👉️腸脛靱帯炎|膝の外側が痛くなる原因
なぜアーチが低下するのか?
ところが、
「なぜ、足のアーチは低下するのか?」
その根本の部分になると、説明は急に曖昧になります。
「疲労」「老化」「肥満」「運動不足」などが挙げられ、肝心な、正常なアーチの高さは?と質問しても
「原因には個人差があり、特定できない」
とまとめられてしまいます。
足のアーチが崩れる原因や、足元から身体へ力が伝わる仕組みは、次のページで詳しく解説しています。
👉️アーチ低下の原因と構造
👉️まぼろし工房の足部工学理論
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