足底腱膜炎は、なぜ治りにくく、同じ痛みを繰り返しやすいのでしょうか。
歩き方の中に、足裏を痛める動作があるからです。

歩き方は、意識だけで整うものではありません。
歩き方は、関節が連動した結果として生まれるからです。
足底腱膜炎を繰り返さないためには、足裏だけでなく、歩行の中で関節の運動を整えることが大切です。
足底腱膜へ負担が集中するまでの流れ
① 身体が傾くと、足首が内側へ倒れ込む
片足立ちで体が外に傾くと、足首は内側に倒れ込みます。

② 足首が内側へ倒れると、つま先が外を向く

③ つま先が外を向くと、足底腱膜が張る

④ あおり運動が崩れ、足裏へ負担が集中する
歩くとき、足の裏では、かかとから小指側、親指側へと体重が移ります。
つま先が外を向くと、この体重移動が乱れ、足裏の一か所に負担が集まりやすくなります。
その負担が、足底腱膜の痛みにつながります。

まず、鍛える前に片足立ちを確認する
歩くときには、片足で身体を支える瞬間があります。
そのとき身体が外側へ大きく傾くと、足底腱膜に負担がかかります。
まず、片足で立ち、安定したまま7秒間止まれるか確認してください。

靴を履いた状態でも安定して立てるか確認する
古い靴を履いていませんか?
サンダル、中敷きがつぶれた安全靴、かかとが大きくすり減った靴、柔らかすぎる靴は、歩くときに身体を外へ傾ける原因になります。
足底腱膜への負担は、足首や足裏の角度によって変わります。靴を履いた状態でも、片足で安定して立てるか確認してください。
靴下を履いた状態でも安定して立てるか確認する
指先を縮める靴下やストッキングを履くと、足指で身体を支えにくくなり、片足立ちが不安定になります。
厚手の靴下、締めつけの強い靴下、五本指ソックスも、足指の位置を変え、立ち方に影響します。

靴下の違いは、小さなことに思えるかもしれません。
しかし、片足で立つ瞬間には、すべての体重を片足で支えます。
今使っている靴下を履いた状態で、安定して立てるか確認してください。

