アーチ低下の原因と構造

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様々な足の痛みの原因として、足部アーチの低下が語られてきました。

疲労、筋力不足、老化。

……それ自体は、間違いではありません。

ただ、少し不思議なことがあります。

それは、靴下を履くと、アーチが落ちること。
※本研究は医療的診断を目的とせず、足部構造の力学的挙動を記述しています。
同じ人間で、同じ筋力、年齢のはずなのに、靴下を履くとアーチは落ちる。
素足と靴下着用でのアーチの低下。靴下を履くとアーチが落ちる様子を示した画像
これは、見過ごされてきた観測です。
アーチが低下する原因の一つとして、靴下を履くとアーチが落ちることを説明する画像
ソックスによる舟状骨の低下
アーチ低下の原因が、すべて靴下にある──そう決めつけるつもりはありません。

ですが、足元の条件が変わればアーチは低下する。

この事実は、体の問題ではなく用具の問題です。
靴下の違いによるアーチの低下、トゥーアウトを説明する画像
では、なぜアーチの低下が起きるのか。

その構造について、順に見ていきます。

アーチが低下する原因

まず、観測の事実として、靴下を履くと足の形は変わります。
靴下を着用することで、足の形、特に外側アーチのラインが変化していることを表している画像。このことにより、足のタコ、魚の目、マメ、歩き方のクセの原因になる。
これは、五本指ソックスでも同じことが言えます。
五本指ソックスを履くとアーチが落ちている様子。フットプリント
その事により、素足と靴下を履いたときでは片足立ちのバランスは変わります。
片足立ちの違い
足の形を変えてしまう靴下は、立ち方を変えます。
靴下の違いで足のアーチは低下する。それを説明するための画像。
立ち方が変わると足元の形も変わります。
靴下の違いによるアーチの低下を説明する画像
このとき、素足条件と比較してアーチの低下が観察できます。
足の形を変える靴下は、荷重のベクトルを変え、アーチ構造に歪みを生じさせます。
靴下を履くことによって発生しているアーチの低下とプロネーションを説明している画像

アーチの低下を防ぐために

私達は、この考えを元にアーチが緩む法則を探りました。
足のアーチの低下を防ぐ法則の計算式
そして、既存の靴下の問題点を改良した用具がこの靴下です。
靴下の違いでアーチの低下は変化する様子を説明する画像
靴下の違いで、アーチの低下に変化が観測できました。
靴下の違いによるアーチの低下の違いを説明する画像

まとめ

以上の観点から、靴下は、素足条件と比較して、アーチの低下を引き起こす要因になるといえます。
靴下の違いでアーチの低下は発生することを説明する画像

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靴下によって足の形や立ち方が変わり、アーチの低下へどのようにつながるのか。

その全体像は、まぼろし工房の足部工学理論で詳しく解説しています。