これは、素足と、一般的な靴下での足の形の違いです。

指先が、ただ内側に寄せられている。
ただそれだけに思えるかもしれません。
ですが、靴下が指先の形を変えることは、立ち方、歩き方、しゃがみ方に影響を及ぼします。
タコや魚の目の原因になるだけでなく、膝関節の変形に大きく関わる要素です。

これは誰かの手抜きではありません
この問題は、靴下を作る人たちの努力が足りなかったから起きたわけではありません。

足元から人の暮らしを支えたい。
履きやすいものを作りたい。
歩く人、働く人、走る人を助けたい。
そう願って、多くの工場が、長い時間をかけて靴下を作り続けてきました。

けれど、従来の靴下づくりには、機械の構造上、どうしても越えにくい壁がありました。
靴下の先端を、丸く作るか、五本指やタビ型で作るしかありませんでした。

土台の形が変われば、重心は変わる。
それは工学の前提です。

他の靴下を否定するつもりはありません。
指先のフィット感を高めたもの、開きやすさを重視した構造。
設計の目的は様々です。
起点となる足の形が自然のデザインを変えてしまうほど、自然の動きは、良くも悪くも変わります。

自然が作った形は、目的に対して、最も効率のよい形です。
ですから──
私達にできるのは、崩さないこと。

※研究時の様子です。
結果には個人差があります。
私たちは何年も、足の動きを観察してきました。
従来のどの形にもあった問題を、一つずつ消していくと──
残ったのが、この形です。
裏面には、動きの効率を高める独自構造。

小指を軽く分けた形と合わせて、余計な力を使わずに動ける状態をつくります。

ほんとに変わるの?
比較動画を170本以上用意して、その違いをできる限り示しています。

五本指が好きな人は、それでいいと思います。
でも、ランニングや長時間の立ち仕事で、足が気になるなら、一度、確かめてください。
これが、今の私たちが出せる答えです。

靴下の形が変われば、足指の位置や接地条件も変わります。
その変化が、荷重時の足部構造や身体の動きへどのようにつながるのか。
その全体像は、まぼろし工房の足部工学理論で詳しく解説しています。
