歩き始めでは、前へ出す足のつま先が少し外を向きます。 そこから、かかとの外側、小指側、母指球へと荷重が移ることで、蹴り出すときには、つま先が前を向きます。 この足裏で起きる一連の荷重移動を、「あおり運動」と呼びます。
歩き始めでは、つま先が少し外を向きます
歩き出すとき、前へ出す足のつま先は、少し外を向きます。 約5〜10度の外向きが、一つの目安です。

その後、足裏で荷重が移動し、地面を蹴り出すときには、つま先が進行方向へ向きます。

外を向いて着いたつま先は、荷重移動によって前を向きます
歩き始めに外を向いていたつま先が、蹴り出しでは正面を向く。 この変化を作っているのが、足裏で自然に起きる重心と荷重の移動です。 この一連の動きを、足の「あおり運動」と呼びます。
👉️トゥアウトとは|つま先が外を向く原因
あおり運動では、かかとから親指側へ荷重が移ります
歩行中の荷重は、次の順番で移動します。 1.かかとの外側で着地する 2.小指側で体重を受ける 3.母指球へ荷重を移す 4.つま先を正面へ向けて蹴り出す

1.かかとの外側で着地します
歩き始めでは、つま先を少し外へ向け、かかとの外側から接地します。

2.小指側で体重を受けます
かかとから足の外側へ荷重が移り、小指側で身体を支えます。

3.小指側から母指球へ荷重を移します
身体が前へ進むにつれて、荷重は小指側から母指球へ移ります。 この移動に伴い、足とつま先の向きも進行方向へ戻っていきます。

4.つま先を正面へ向けて蹴り出します
最後に、母指球と親指側で地面を押し、つま先を進行方向へ向けて蹴り出します。 この一連の荷重移動によって、足は衝撃を受け止めながら、身体を前へ運びます。

あおり運動が乱れると、つま先が外を向いたまま進みます
足裏の荷重が小指側から母指球へ移りにくくなると、つま先が外を向いた状態のまま蹴り出しやすくなります。 この状態がトゥアウトです。 トゥアウトが続くと、足部アーチが内側へ倒れ込み、足首、スネ、膝にねじれが伝わります。
この運動連鎖は、次のような足のトラブルにも関係します。 ・足底腱膜炎 ・シンスプリント ・外反母趾 ・疲労骨折 ・膝や足首の痛み
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まとめ|あおり運動は、つま先を進行方向へ戻す荷重移動です
歩き始めでは、つま先を少し外へ向け、かかとの外側から着地します。 その後、荷重が足の外側、小指側、母指球へと移ることで、蹴り出すときには、つま先が進行方向へ向きます。 この一連の流れが、足のあおり運動です。 歩いたときにつま先が外を向いたままになっていないか、靴底の摩耗や動画で確認すると、足裏の荷重移動を見つけやすくなります。
👉️まぼろし工房の足部工学理論



