競技でいうレストは、ただ何もしない時間ではありません。
練習で負荷のかかった筋肉や関節を休ませ、次の練習を正常な状態で始めるための時間です。
このページでは、練習中やレース翌日に、レストをどう取り入れるかを紹介します。
競技でいうレストとは、関節や筋肉を休めることです
身体は、一日の中でも同じ状態ではありません。
仕事や日常生活、前の練習によって、筋肉や関節には少しずつ負荷が加わります。
そのため、次の練習を始める前に、いったん身体を休ませる時間を作ります。
走らない時間も、次の練習のための準備です。

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練習中にも、次のメニューへ入る前にレストを取ります
例えば、ペースランニングを行った後は、そのまま次のスピード練習へ入るのではなく、一度身体を休ませます。
横になって筋肉や関節への連続した負荷を止め、必要に応じて軽い補強やドリルを行いながら、次の練習へ備えます。

実業団の練習では、休みながら次の動きを整えます
これは、実業団チームの練習風景です。
ペースランニングを終え、次のスピード練習へ入る前に横になり、筋肉と関節のレストを取っています。
「身体が横にブレる」と感じれば斜腹筋へ刺激を入れる。前へ突っ込んで走っていると感じれば、背面の筋肉へ刺激を入れる。
ただ休むだけでなく、次の練習へ向けて身体を整える時間として使います。

レスト多めの日は、走る量を減らして身体を整えます
レスト多めの練習日は、走行距離を増やす日ではありません。
ドリルを多めにしたり、横になって行う補強運動の時間を増やしたりして、筋肉や関節へ連続して加わる負担を減らします。
走ることをいったん区切りながら、次に正常な動作をできる状態へ戻していきます。

レースの翌日は、回復を優先したメニューへ切り替えます
高強度の練習やレースの翌日は、普段と同じ練習を繰り返すのではなく、身体の回復状態に合わせてメニューを変えます。
走る量を減らし、関節へ大きな負担をかけにくい運動やドリルを中心にします。
身体のアライメントが乱れているときは、安定して立ち、動ける状態へ戻してから走ることが理想です。


まとめ|レストは、次の練習を始めるための準備です
仕事が終わってから夜に走るとき、練習と練習の間、レースの翌日。
身体には、それぞれの場面で前の負荷が残っています。
一度横になる、走行を区切る、ドリルや補強へ切り替える。
レストは、練習を止めるためではなく、次の練習を正常な状態で始めるために取る時間です。
足の状態は、足だけで決まるものではありません。足元から膝・骨盤・背骨へ力が伝わる仕組みまで見ると、レストが必要になる理由も分かりやすくなります。詳しくはまぼろし工房の足部工学理論で解説しています。



