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  • レストとは、関節と筋肉を回復すること

    競技でいうレストは、ただ何もしない時間ではありません。

    練習で負荷のかかった筋肉や関節を休ませ、次の練習を正常な状態で始めるための時間です。

    このページでは、練習中やレース翌日に、レストをどう取り入れるかを紹介します。

    競技でいうレストとは、関節や筋肉を休めることです

    身体は、一日の中でも同じ状態ではありません。

    仕事や日常生活、前の練習によって、筋肉や関節には少しずつ負荷が加わります。

    そのため、次の練習を始める前に、いったん身体を休ませる時間を作ります。

    走らない時間も、次の練習のための準備です。
    日常生活や練習によって身体へ負荷が加わり、休息によって回復させる考え方を示した画像
    👉️オーバーユースの判断基準|その日の身体を確認する方法

    練習中にも、次のメニューへ入る前にレストを取ります

    例えば、ペースランニングを行った後は、そのまま次のスピード練習へ入るのではなく、一度身体を休ませます。

    横になって筋肉や関節への連続した負荷を止め、必要に応じて軽い補強やドリルを行いながら、次の練習へ備えます。
    ペースランニング後に横になり、次の練習へ入る前に筋肉と関節を休ませている様子

    実業団の練習では、休みながら次の動きを整えます


    これは、実業団チームの練習風景です。

    ペースランニングを終え、次のスピード練習へ入る前に横になり、筋肉と関節のレストを取っています。

    「身体が横にブレる」と感じれば斜腹筋へ刺激を入れる。前へ突っ込んで走っていると感じれば、背面の筋肉へ刺激を入れる。

    ただ休むだけでなく、次の練習へ向けて身体を整える時間として使います。
    実業団の練習で、ランニングの合間に横になって補強運動とレストを行っている様子

    レスト多めの日は、走る量を減らして身体を整えます

    レスト多めの練習日は、走行距離を増やす日ではありません。

    ドリルを多めにしたり、横になって行う補強運動の時間を増やしたりして、筋肉や関節へ連続して加わる負担を減らします。

    走ることをいったん区切りながら、次に正常な動作をできる状態へ戻していきます。
    走る量を抑え、ドリルや補強運動を多く取り入れたレスト中心の練習風景

    レースの翌日は、回復を優先したメニューへ切り替えます

    高強度の練習やレースの翌日は、普段と同じ練習を繰り返すのではなく、身体の回復状態に合わせてメニューを変えます。

    走る量を減らし、関節へ大きな負担をかけにくい運動やドリルを中心にします。

    身体のアライメントが乱れているときは、安定して立ち、動ける状態へ戻してから走ることが理想です。
    レースや高強度練習の翌日に、走行負荷を抑えて回復を優先した練習を行っている様子
    ランニング再開前に片足立ちで身体のアライメントと足元の安定を確認している様子

    まとめ|レストは、次の練習を始めるための準備です

    仕事が終わってから夜に走るとき、練習と練習の間、レースの翌日。

    身体には、それぞれの場面で前の負荷が残っています。

    一度横になる、走行を区切る、ドリルや補強へ切り替える。

    レストは、練習を止めるためではなく、次の練習を正常な状態で始めるために取る時間です。
    足の状態は、足だけで決まるものではありません。足元から膝・骨盤・背骨へ力が伝わる仕組みまで見ると、レストが必要になる理由も分かりやすくなります。詳しくはまぼろし工房の足部工学理論で解説しています。