「足のアーチとは」
googleで
そう検索すると、次のような説明が出てきます。
「足裏のアーチとは、足の裏にある骨や筋肉が作る3つの湾曲したすき間の構造で、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つから成り立っています」
あくまで個人的な感想ですが、
足の痛みや歩きにくさで困っている人にとって、これだけでは知りたい答えにたどり着けません。
「知りたいのは、現状と対策です
ネットで「足のアーチとは」と検索する人は、何かを学んでいる学生さんや、僕のように資料を調べている人もいるでしょう。
そして、自分の足を見つめながら、不安な気持ちで答えを探している人もいると思うのです。
その人が求めているのは、名詞の意味よりも、今の自分の足がどのような状態なのか、そして何をすればよいのかという答えです。
👉️「アーチの低下」の定義自体が曖昧で、対策もその場しのぎになっている
そこで、「足のアーチとは何なのか?」を、自分なりに定義しました。 定義こそが、対策を生むからです。
足の裏のアーチとは
足のアーチとは、人間が二足で立ち、歩き、走り、跳び、階段や斜面を移動するために便利な足の形です。
正常な足のアーチとは
痛みなく、その足で立ち、歩き、階段や斜面を移動できる足の形です。
そのために必要な条件とは
片足で安定して立てることです。
アーチの機能は、二つのヒールリフトで確認できます
・シングル・ヒールリフト
(7秒間保てること)
・ダブル・ヒールリフト
(踵を真上へ上げられること)
足のアーチの崩れを直すとは
この二つの動作ができる状態へ戻すことです。
👉️アーチの崩れを調べる方法|隙間ではなく機能を評価します
これだけできれば、人は歩ける
そう書くと、
「筋肉の炎症などの問題がある」
「生まれつきの骨格もあるので、評価の基準には個人差がある」
「まずは病院で見てもらうのが一番の早道」
そのような意見もあるでしょう。
ただ、ここで確認しているのは、
片足で身体を支え、踵を上げるという、歩行の中で誰もが繰り返している基本動作です。
👉️アーチの回復とは│ヒールリフトを評価に使う根拠
執筆・検証者:近藤祐司
足の痛み、シューズ、靴下、歩き方や走り方の問題について、
構造と動作分析の視点から情報を発信しています。
「痛い場所」だけを見るのではなく、
なぜそこに負担が集まるのか。
その仕組みを、実例や観察をもとに解説しています。
1995年に静岡県富士宮市で若葉治療院を開業。
一般治療に加え、スズキ浜松陸上部、競輪選手、三菱電機スケート部など、プロスポーツ現場でのサポート実績を積む。
医療と運動の現場から、日用品の機能性を再定義する活動を開始。
※本記事は、足元の構造や動作の変化を観察・解説するものです。
特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。
強い痛みや歩行困難がある場合は、医療機関へご相談ください。