シューズを履くと、小指が当たって痛い。 幅の広いシューズへ替えても、まだ小指が当たる。 そんなときは、シューズの幅だけでなく、足がシューズのどこへ収まっているかを確認します。 このページでは、 ・シューズのサイズ ・足を入れる方向 ・アッパーの形 ・ベロの位置 ・シューレースの引き方 の順番で、小指が当たる原因を確認します。

小指が当たるときは、最初にインソールと踵の位置を確認します
まず、シューズからインソールを取り外し、床へ置いてみてください。 インソールの後ろに踵を合わせたとき、踵の後方に大きな隙間がありませんか。

どれほど大きなサイズのシューズを選んでも、シューズの先端は必ず狭くなっています。 大きすぎるシューズでは、足が前方へ移動し、狭くなったつま先部分へ小指が入ります。 インソールの後ろへ足の踵を合わせ、足が本来どこへ収まるのかを確認してみましょう。

ずいぶん大きなシューズを履いていませんでしたか?

サイズが合っていても小指が当たるときは、シューズの曲がり方を確認します
シューズには、ストレートラストとカーブラストがあります。 ストレートラストとは、スリッパのように、つま先から踵までが比較的まっすぐに作られている形です。

一方、多くのスポーツシューズは、足裏の曲線に合わせたカーブラストで作られています。

カーブラストのシューズでは、見た目の横方向が、そのままシューズ本来の横幅になるわけではありません。

足とシューズの曲線を合わせたときに使える幅が、そのシューズの横幅です。

👉️足とシューズの中心を合わせる方向
足の幅と、ソールが地面へ接する幅は同じではありません
「私の足は幅広だから、小指が当たる」 そう考える方は多くいます。 しかし、足の外形の幅と、足裏が地面へ接している幅は同じではありません。 スリッパで例えると、足全体の横幅がこれだけあっても、

地面へ接している足裏の幅は、これだけです。

スポーツシューズは、競技に不要な部分を省いて作られています。 極端な言い方をすれば、足裏の接地面がインソールへ適切に乗っていれば、足の外形すべてがインソールの上へ収まる必要はありません。

足裏の接地面が狭くても小指がはみ出すときは、アッパーを整えます
足裏が接地する幅は狭いのに、それでも小指がインソールの外側へはみ出してしまう。 その原因の一つは、アッパーの形を整えずに履いていることです。

新品のシューズでは、アッパーが内側へ丸まっていることがあります。 そのまま足を入れると、アッパーが足を横から押し、小指側の空間が狭くなります。 靴ひもを十分に緩め、丸まったアッパーを開き、足の甲に沿う形へ整えてから履きます。
👉️ランニングシューズのアッパーを整える方法

アッパーを整えても小指が当たるときは、ベロを立てます
シューズのベロが寝たままになっていると、アッパーが足の甲へ沿わず、小指側の布も正しい位置へ立ち上がりません。 ベロを引き上げ、足の甲に沿う位置へ整えます。

ベロを整えても小指が当たるときは、シューレースを引く方向を確認します
シューレースの引き方も、誤認されやすいポイントです。 シューレースは、左右へ強く引っ張るのではなく、前方へ引きます。 前方へ引くことで、アッパーが足を包む方向へ動き、シューズの中で足が前へ滑りにくくなります。

👉️足が前に滑らないシューズの履き方・選び方
まとめ|小指が当たる原因は、シューズの幅だけではありません
シューズに小指が当たるときは、幅の広いシューズへ替える前に、次の順番で確認します。 ・インソールの後ろへ踵を合わせても、サイズが大きすぎないか ・カーブラストに沿った方向へ足を入れているか ・足裏の接地面がインソールへ乗っているか ・アッパーが内側へ丸まっていないか ・ベロが正しい位置へ立っているか ・シューレースを前方へ引いているか それでも小指が当たるのは……。 まだまだ原因はあります。 でも、ここまで一度に確認すると、少ししつこいでしょうか。

👉️シューズに小指が当たる原因を、さらに確認する
👉️よくある質問(FAQ)
👉️足の痛みを、足部の構造と動きから考える



