なぜ、ラクちんソックスは小指だけを分けたのか。 理由は、 足の小指が、身体の外側を支える支点であり、 足が柔らかさと硬さを切り替える動きにも関わっているからです。

足の小指は、外側で身体を支える支点です
立っているときも、歩いているときも、身体は小さく左右に揺れています。 身体が外側へ傾いたとき、 その足元を支えるのが小指側です。

足は、動作に合わせて柔らかさと硬さを切り替えます
着地するときの足には、地面に合わせる柔らかさが必要です。 一方、身体を前へ押し出すときには、 力を地面へ伝えるための硬さが必要になります。 足は、動作の中でこの二つを切り替えています。

小指が外へ動き、残り4本が締まると、足は硬いレバーになります
踏ん張るときや蹴り出すとき、 小指は外へ動き、 残り4本の指は連動して締まります。 この動きによって足部の骨同士の関係が変わり、 身体を支えたり、地面を押したりするための剛性が高まりやすくなります。

まぼろし工房では、 この足部が硬い構造へ切り替わる仕組みを 「ミッドターサル・ロッキング」として整理しています。
小指の動きが制限されると、足の支え方も変わります
靴下などで小指の動きが制限されると、 足幅やアーチの形、 片足立ちでの身体の傾きが変わる場面を確認しています。

ラクちんソックスは、小指だけを独立させた「4+1」の構造です
そこでラクちんソックスは、 小指は外へ動きやすく、 残り4本は連動して締まりやすい 「4+1」の形にしました。 目的は、指を広げ続けることではなく、 足が必要に応じて開き、 必要な場面で締まる動きを使いやすくすることです。

小指を使いやすくすると、立つ・歩く・蹴り出す動作も変わります
まぼろし工房では、 片足立ち、歩行、つま先立ち、ランニングなど、 実際の動作で靴下の違いを確認しています。 産業試験場で行ったつま先立ちの筋電図測定では、 ラクちんソックス着用時に、ふくらはぎの筋活動量が平均41.5%少ない結果になりました。

まとめ|小指は、外側の支点と足の剛性をつなぐ存在です
足の小指には、 身体の外側を支えることと、 足を硬い構造へ切り替えること。 二つの役割があります。 だから、ラクちんソックスは小指に注目しました。 足の小指が、立つ・歩く・蹴り出す動作にどのように関係しているのか。 足部全体の構造と動きについては、まぼろし工房の足の理論で詳しく解説しています。

