投稿者: 近藤祐司

  • 数値で示すランニングエコノミー│長距離を効率よく走るには

    数値で示すランニングエコノミー│長距離を効率よく走るには

    長距離を効率よく、疲れないで走る(ランニングエコノミーを高める)ために一番大事なのは、「いかに体を左右に揺らさずに真っ直ぐ進むか」です。


    体が横にブレてしまうと、走るための前へのエネルギーが逃げてしまい、無駄な体力を消耗します。

    背中の筋肉の使用率

    産業試験場で、筋電図による測定を行いました。(自社検査)
    起立筋に電極をつけ、
    走行中に筋肉がどの程度働いているかを計測します。
    走っているときに 

    背中の筋肉がどれくらい働いているのかを、
    数値として確認するための測定です。
    ※予備実験です。※結果には個人差があります。

    背中の筋肉の活動量の違い

    その結果、


    一般的な靴下とラクちんソックスでは、
    背中の筋肉の活動量に違いが見られました。

    走行時では、
    背中の筋肉の使用率は72%減少しました。

    ※3分間の歩行で比較

    なぜ、エコノミーに違いが出るのか?

    走っているときに体が左右に大きく傾くと、人間は転ばないように無意識の制御をかけます。


    この傾きを止める役割をしているのが、実は腰や背中、骨盤まわりの筋肉です。

    つまり、足元が不安定で体がグラグラ揺れる人ほど、走っている間中、背中の筋肉を使うことになり、背中や腰が疲れてしまいます。

    時速6.5km/hで走行中の横ブレを記録しました

    走行時の体の傾きの変位

    このグラフは、
    走っているときの体の揺れ幅を示したものです。


    中心線に近いほど、
    体の左右の揺れが小さい状態です。

    ラクちんソックスでは、普通の靴下に比べて体の左右の揺れ幅(グラつき)が約22.7%も改善し、中心軸に沿って真っ直ぐ走れるようになりました。

    👉️時速7kmで走ったときの比較
    👉️五本指ソックスとラクちんソックスのランニング比較
    👉️時速 8km・上り坂で走ったときの比較
    👉️高校生ランナー|時速13kmでの走行時のぐらつきを比較
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    👉️50代女性|上り坂ランニングフォームの比較

    👉️素足と一般的的な靴下とのランニングフォーム比較

    競技用から人の移動を支える技術へ

    私たちが走りながら積み重ねてきたこの研究は、
    高齢者の歩行サポートにも応用できます。

    「もっと速く走りたい」
    「もっと遠くまで走りたい」

    ランニングの中で培ってきた技術を、

    「もう少し速く歩きたい」
    「もう少し長く歩きたい」

    そんな願いを支える技術へ。

    競技のために生まれた技術を、“人の移動を支える技術”へ広げていく。
    それが、私たちの目指すイノベーションです。