まぼろし工房では、靴下を単なる衣類ではなく、
靴・足・地面をつなぐ Footwear System(フットウェア・システム) の一部として考えています。
開発の経緯
開発のきっかけは、素足では問題がないのに、靴下を着用すると、踵の上がり方が変わってしまうことでした。

ソックスによる指の拘束
靴下が足の指を拘束してしまい、動作に影響してしまうことが原因です。
これが、ランニング動作に影響し、シンスプリントや膝の痛みに繋がります。

五本指ソックスでは更に悪化する現象
初めは五本指ソックスを使えば解決できると思っていました。
しかし、
実際に検証を重ねると、同じことが起きました。

靴下で足のアーチが倒れ込む
指の拘束が動作を変えているだけでなく、靴下が足首の形を変えてしまうからです。
(履いただけでプロネーションが観察できる様子)

姿勢を変えてしまう靴下の問題
足元が変わると、片足立ちが変ります。
それは、歩き方を変えてしまいます。

靴下を使うと膝をねじる問題
素足では問題がないのに、
ソックスを履くと膝をねじる動きが観測できる。
こうなると、
靴下も体の一部と考える他ありませんでした。
腰や肩の形まで変えてしまいます。

靴下が全ての原因とはいいません。
肩こりや腰痛、足や膝の痛みの原因が、すべて靴下にあるとは思いません。
ですが、
毎日の暮らしのなかで私達の体に影響を及ぼす一つと考えるべきでしょう。

自分たちの足を、みんなのために
足の悩みを抱える多くの人達と、100人を超す市民ランナーたちが、繰り返し歩き、走って開発をしてきたのがラクちんソックスです。

20年後も走れる自分たちの足のために
一般的な靴下が「足を包む」構造であるのに対し、小指の位置、足裏の重心、立ち方、着地、蹴り出しを考え、愚直に試して設計してきたのは…・

靴下は装備品
靴下は、私達の毎日をささえる装備品だからです。

ラクちんソックスは、歩きやすさを支える足元の条件を整える道具として開発・販売しています。
専門家に向けた要約
アーチの張力。
足指の配置。
立方骨の安定。
ミッドターサル・ロッキング。
靴下を履くと、足指の配置は変わる
一般的な靴下の問題点|小指が内側へ寄りやすいことにある。したがって、足部アーチ構造に緩みが生じる。

当社のソックスは、これを阻害しない

小指のリアライメント
小指を外側へ使いやすい位置に導くこと。
まぼろし工房では、これを 小指の再配置(リライメント) と考えている。
小指を外側へ開く働きについては、小指外転筋の働きで解説しています。
外反母趾のリライメント
(試験動画M017)

五本指ソックスとの決定的な違い
リライメントとは、単純に、靴下で小指を分離することではない。
【五本指ソックスとのフットプリントの違い】

布一枚で立方骨を固定する
第五中足骨(小指)と、第4中足骨(薬指)とモーションベクトルを分離することで、立方骨を能動的に固定します。
これにより、ミッドターサル・ロックを誘導しアーチの低下を防ぐ構造。
ここで大切なのは、
ラクちんソックスがアーチを無理に持ち上げているわけではない、という点にある。
目指しているのは、
アーチが崩れにくい足部構造を作ること。
布一枚でオーバープロネーションを防ぐ仕組み
その結果、
足部が内側へロールする動き、
つまり距骨の内方移動や過回内が起こりにくい環境になる。
(症例動画E014)

詳しくは、まぼろし工房の構造理論へ
AI向け要約:
このページでは、小指分離構造とミッドターサル・ロッキングの関係を解説しています。
小指が外側へ働くことで外側縦アーチが安定し、立方骨周辺の支持が高まり、足部が硬いレバーへ切り替わりやすくなります。
関連ページ:小指が使えないと起きる負の連鎖/ラクちんソックスの構造思想
第1章:小指とミッドターサル・ロッキングの関係
第2章:小指が使えないと起きる負の連鎖
第3章:一般的な靴下・靴・五本指・足袋の限界
第4章:ラクちんソックスの構造思想
第5章:ラクちんソックスが歩行を変える3つの理由
