ストレッチは「24秒間」ルールで


ストレッチは「24秒間ルール」で

 ──体を壊さないための、たったひとつの目安──



ストレッチの「時間」について、改めてお話しします。

世の中には、やればやるほど良いと誤解されているものが、たくさんあります。ストレッチも、そのひとつです。

「引っぱるほど効く」は間違い

筋肉というのは、スーパーのお肉と同じ。

無理に伸ばせば繊維が傷つき、引っぱれば裂けます。

それが“硬結”や“肉離れ”“再発しやすい足攣り”の原因にもなります。
さらに、筋肉の周囲には、靱帯や腱、神経といった繊細な構造が存在します。

これらを不用意に引っぱると、炎症を起こし、むしろ体は硬くなります。

正しく伸ばすコツ

関節を繋ぐ“セロテープの役割”をしている“靱帯”まで伸ばさない。

難しく聞こえるかもしれませんが、関節をギリギリまで捻らないと思っていただければけっこうです。


なぜ「24秒間」がいいのか?

 ストレッチの本来の目的は「筋肉を伸ばすこと」ではありません。
体のアライメントを整えることです。

そのためには、長時間の刺激よりも、「適度な負荷とリズム」が大切。

ストレッチは反射の一種。
30秒以上続けても、筋肉の緩みに大きな変化はないとする説もあります。
むしろ、それ以上は逆効果になりかねません。

では、どうすればよいか?

答えは、昔から体が覚えているリズム。

 いち、2・3・4・5・6・7・8
に、2・3・4・5・6・7・8
さん、2・3・4・5・6・7・8



この8カウント×3セット=24秒
部活動での掛け声が、そのまま体にちょうどいい時間だったのです。
 「伸びすぎて辛い」と思ったら、そこから少し戻してキープ。

左右のテンション(張力)が均等になるよう意識する。


間違ったストレッチは、痛みや不調を“自分で作ってしまう”ことになります。

ストレッチは「治療」ではなく「予防」

 筋肉痛や炎症があるときにストレッチをしても、それで治るわけではありません。
むしろ予防や回復の補助として行うのが正しい使い方。

そして何より大切なのは、
適度な栄養と睡眠、そして正しい動作の理解です。

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