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    ヒールロッカー

    ヒールロッカーとは、踵を支点にして足裏が床へ下りる動きです。

    歩き始めに踵が接地すると、身体は前へ進みながら体重を足へ移します。
    歩行で踵が接地し、踵を支点に足裏が床へ下りるヒールロッカーの動きを示す図

    ヒールロッカーでは、踵を支点に足裏が床へ下ります

    かかとの骨は、足首の下から後方へ張り出しています。

    踵が地面に着くと、その接地点を支点に足が前方へ回転し、前足部が床へ下ります。

    この動きによって、身体は体重を受け取りながら、前方への移動を続けます。
    踵の骨の形と、接地点を支点に前足部が床へ下りる仕組みを示した図

    足裏の下りる速さは、前脛骨筋などが調整します

    ヒールロッカーは、踵の形だけで起こる動きではありません。

    踵が接地したあと、スネの前側にある前脛骨筋などが働き、足裏が急に落ちないように動きを調整します。

    踵の形、身体の勢い、筋肉の働きが組み合わさることで、足裏は滑らかに床へ着きます。
    ランニングで踵から接地し、足裏へ荷重が移るヒールストライク走法
    ヒールロッカーは、主に歩行の仕組みを説明する言葉です。

    踵から接地するランニングでも、踵やシューズの形が、接地後の足の動きに関わります。

    歩行は、3つのロッカーが順番に働いて前へ進みます

    歩行では、ヒールロッカー、アンクルロッカー、フォアフットロッカーが順番に現れます。

    ① ヒールロッカー

    踵が接地し、踵を支点に足裏が床へ下ります。
    踵を支点に足裏が床へ下りるヒールロッカーの説明図

    ② アンクルロッカー

    足裏が床に着いたあと、足首を支点にスネと身体が前へ進みます。
    足首を支点にスネと身体が前へ進むアンクルロッカーの説明図

    ③ フォアフットロッカー

    踵が浮き、足指の付け根付近を支点に身体が前へ進みます。
    踵が浮き、前足部を支点に身体が前へ進むフォアフットロッカーの説明図

    シューズの踵の形は、接地後の転がり方に影響します

    素足では、かかとの骨の形と接地位置によって、ヒールロッカーの動きが始まります。

    シューズを履くと、踵部分の丸み、厚さ、硬さが加わり、地面へ触れる位置や足が回転する方向も変わります。
    シューズの踵部分の形によって、接地位置と足の転がる方向が変わる様子を示した図
    ヒール部分が自分の接地に合っているかは、シューズを履いて歩き、足が左右へ傾かず滑らかに前へ進めるかで確認します。

    まとめ|ヒールロッカーは、歩行の最初に起こる回転運動です

    ヒールロッカーでは、踵を支点に足裏が床へ下り、身体の前方移動へつながります。

    その動きは、踵の形、身体の勢い、筋肉の働きによって調整されます。

    シューズを履くときは、踵部分の形が接地後の動きにどう影響するかも確認します。
    ヒールロッカーから始まった荷重が、足首、前足部へどのように移り、身体を前へ運んでいくのか。

    足部全体の構造と動きについては、まぼろし工房の足の理論で詳しく解説しています。