カテゴリー: 足の構造と動きのしくみ

足のアーチ、関節の動き、歩行や走行中に起きる体の変化など、足の構造と動きのしくみを解説しています。

  • 歩行時の筋電図データ|靴下の違いで背中の筋活動は変わる

    歩行時の筋電図データ|靴下の違いで背中の筋活動は変わる

    筋電図で、歩行中の背中の筋活動を測定しました

    産業試験場で、
    筋電図による測定を行いました。
    産業試験場で歩行時の筋肉の活動量を筋電図で測定している様子
    背中の起立筋に電極をつけ、
    
    歩いているときに
    筋肉がどの程度働いているかを計測します。
    歩行時の背中の筋活動を測るため起立筋に筋電図の電極を装着した様子
    歩いているときに、
    
    背中の筋肉がどれくらい働いているのかを
    数値として確認するための測定です。
    時速2.5kmで歩行中の身体の左右の揺れをモーション計測している様子

    靴下の違いで、背中の筋肉の活動量に差が見られました

    その結果、
    
    一般的な靴下とラクちんソックスでは、
    歩行中の背中の筋肉の活動量に違いが見られました。
    歩行時では、
    
    一般的な靴下とラクちんソックスで、
    背中の筋肉の使用率に違いが見られました。
    
    ※3分間の歩行で比較

    なぜ、背中の筋活動量に違いが出たのか

    今回の測定では、筋電図による筋活動量の計測とあわせて、時速2.5km/hで歩行したときの身体の左右への傾きを測定し、横方向への変位を記録しました。
    
    
    一般的な靴下とラクちんソックスで歩行したときの身体の中心からのズレを重ねて比較したグラフ

    ラクちんソックスでは、中心からのズレが22.7%小さくなりました

    一般的な靴下とラクちんソックスで歩行したときの身体の傾きと姿勢を比較した画像


    身体が大きく傾くと、
    姿勢を戻すために腰や背中、骨盤まわりの筋肉が働きます。

    そのため、
    歩行中の横揺れの違いが、
    背中の筋活動量の差に関係していると考えています。

    では、なぜ靴下の違いで身体の揺れが変わるのか

    なぜ、
    靴下を変えるだけで、
    歩行中の身体の傾きまで変わるのか。
    
    その理由は、
    足の小指と、片足で身体を支える仕組みにあります。
    
    詳しくは、こちらのページにまとめています。

    関連する比較データ

    👉️ 安全靴で歩いたときの比較

    筋電図の関連データ

    👉️つま先立ちをしたときのふくらはぎの筋活動量の比較
    👉️立つ・しゃがみ動作での筋活動量の比較