次の画像は、同じ人の足です。 素足で立ったときと、靴下を履いて立ったときでは、足部アーチの高さに違いが現れました。 このページでは、靴下によって片足立ちの身体の傾きが変わり、その変化が足首と足部アーチへ伝わる仕組みを解説します。

同じ人でも、靴下によって足部アーチは変わります
足部アーチの形は、骨格だけで決まるものではありません。 立ったときの重心位置、身体の傾き、足首の位置によっても変化します。 そのため、同じ人が同じ場所に立っていても、足元の条件が変わることで、足部アーチの高さにも違いが現れます。

靴下の違いで、片足立ちの身体の傾きが変わります
次の画像は、同じ人が異なる靴下で片足立ちを行った比較です。 履く靴下が変わることで、足元で身体を支える範囲が変わり、身体の横方向への傾きにも違いが現れました。 足部アーチを確認するときは、足だけを見るよりも、片足で立ったときの身体全体を一緒に見ます。

👉️片足立ちで、靴下による変化を確認する方法
歩行は、左右の片足立ちを交互に繰り返す動作です
歩行では、右足で身体を支える時間と、左足で身体を支える時間を交互に繰り返します。 つまり、歩く動作には片足で身体を支える場面が何度も含まれています。 片足立ちで現れた身体の傾きは、歩行やランニングでも繰り返されます。

身体が外へ傾くと、足首は内側へ移動します
片足で立ったときに身体が外側へ傾くと、身体は倒れないように足元で姿勢を調整します。 このとき、足首から下は内側へ移動し、踵の角度も変わります。 身体の傾きと足首の動きは、ひとつの連続した動作です。

足元を拡大すると、身体の傾きに合わせて、踵と足首の位置が変化していることが分かります。

👉️身体が外へ傾くと、なぜ足部アーチは低下するのか
足首が内側へ移動すると、足部アーチは低下します
足首から下が内側へ移動すると、足部の骨の位置関係も変わります。 その変化に合わせて土踏まずが低くなり、足部アーチは地面へ近づきます。 このページの比較では、 靴下が変わる。 片足立ちの身体の傾きが変わる。 足首の位置が変わる。 その結果として、足部アーチの高さに違いが現れました。

👉️足部の骨が動き、柔らかい足へ切り替わる仕組み
素足と靴下を比べると、アーチを変える条件が見えます
足部アーチの状態は、素足だけを見ても判断しにくいことがあります。 普段使用している靴下を履き、同じ場所、同じ姿勢で比較すると、足元の環境による違いが分かりやすくなります。 確認するのは、次の三つです。 ・身体の横方向への傾き ・踵と足首の位置 ・土踏まずの高さ この三つが同時に変わっていれば、靴下が立ち方へ影響している可能性があります。

👉️足部アーチの低下を防ぐために、まず靴下を見直す理由
ラクちんソックスは、身体の傾きを小さくする発想から生まれました
まぼろし工房では、足部アーチだけを外側から持ち上げるのではなく、その前に起きる身体の傾きへ注目しました。 足元で身体を支える範囲を整える。 身体の横方向への傾きを小さくする。 足首が内側へ移動する量を抑える。 この流れによって、足部アーチが働きやすい環境を作ることを目的に、ラクちんソックスを設計しています。

まとめ|靴下が変わると、重心・足首・アーチが変わります
同じ人でも、履く靴下によって片足立ちの身体の傾きは変わります。 身体が外側へ傾くと、姿勢を支えるために足首が内側へ移動し、その位置関係に合わせて足部アーチも低下します。 歩行やランニングは片足で身体を支える動作の繰り返しです。 まずは、素足と普段使用している靴下で片足立ちを行い、身体の傾き、踵と足首の位置、土踏まずの高さを比較します。
👉️まぼろし工房の足部工学理論
