足は、着地では柔らかく、蹴り出しでは硬くなります
人の足は、いつも同じ硬さではありません。
地面に足が着いたときは、
衝撃や路面の凹凸を受け止めるために、足部は柔軟に動きます。
そして身体が前へ進み、蹴り出しに近づくと、
今度は足部の剛性が高まり、身体を前へ運ぶためのレバーとして働きます。
つまり足は、
着地では「しなる」
蹴り出しでは「硬くなる」
という性質を使い分けています。
この「柔らかい足が、硬い足へ変わる」仕組みがミッドターサル・ロッキングです
足の中央には、いくつもの骨と関節があります。
歩行中に荷重の位置や関節の向きが変わると、
足部中央の動きやすさも変化します。
蹴り出しに近づくにつれて、
足部中央の関節の動きが制限され、
足全体は変形しにくい状態へ移っていきます。
このように、
足部中央の関節が安定し、足全体の剛性が高まる仕組み
を、ここでは「ミッドターサル・ロッキング」と呼びます。
筋肉の力だけで、足を硬くしているわけではありません
この変化は、
単純に筋肉へ力を入れて足を固めているわけではありません。
関節の位置関係や靱帯、足底腱膜、筋肉などが連動することで、
足部全体の剛性が高まっていきます。
つまり、
筋力だけではなく、足の構造そのものを利用した仕組み
です。
ミッドターサル・ロッキングは、足を「硬いレバー」へ変える仕組みです
足は、最初から硬いわけではありません。
着地では柔らかく動き、
身体を前へ運ぶときには剛性を高めます。
その切り替えがあることで、
地面に適応しながら、次の一歩へ進むことができます。
難しく考える必要はありません。
歩くために、柔らかかった足が一時的に硬いレバーへ変わる仕組み。
それが、ミッドターサル・ロッキングです。
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