内くるぶしの少し下に、 骨のような出っ張りがある。 押すと痛む。 歩いたり走ったりすると痛む。 シューズが当たると痛む。 このような症状の一つが、 「有痛性外脛骨」です。 外脛骨とは何か。 なぜ、この場所に痛みが出るのか。 まずは、痛む場所と足の構造から順番に見ていきます。
有痛性外脛骨は、内くるぶしの下に痛みが出る症状です
有痛性外脛骨では、 内くるぶしの少し下にある出っ張りの周辺に痛みが現れます。 押すと痛む。 歩いたり走ったりすると痛む。 しゃがんだときに痛む。 シューズが当たると痛む。 痛みが出る場所には、 足の「舟状骨」と「外脛骨」があります。

外脛骨は、舟状骨の近くにある「もう一つの骨」です
足の内側、 土踏まずの上には「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という骨があります。 その舟状骨の近くに、 生まれつきもう一つの骨を持っている人がいます。 この骨を、 「外脛骨(がいけいこつ)」と呼びます。

外脛骨があっても、症状の出方には違いがあります
外脛骨を持ちながら、 普段どおり歩いたり運動したりしている人もいます。 一方で、 同じ場所に痛みが出る人もいます。 この違いを考えるときに大切なのが、 外脛骨の「有無」と一緒に、 その場所へ「どのような力が加わっているか」を見ることです。 歩行や運動によって、 外脛骨の周辺へ繰り返し力が加わることで痛みにつながります。
👉️なぜ内くるぶしの下の骨が痛くなるのか|有痛性外脛骨の原因
舟状骨の周辺には、後脛骨筋の腱がつながっています
舟状骨の周辺には、 後脛骨筋という筋肉から続く腱がつながっています。 歩いたり走ったりするとき、 この部分には足を支える力が加わります。 足首の位置が変われば、 舟状骨周辺へ加わる力も変わります。

痛みの背景は、歩くときの足首の動きから確認できます
歩くときは、 左右の足で交互に身体を支えます。 その瞬間に身体が傾くと、 足首の位置も変わります。 足首が内側へ倒れると、 内くるぶしの下にある舟状骨周辺も内側へ張り出します。 歩行では、 この動きを一歩ごとに繰り返します。 そこで、 痛む場所。 身体の傾き。 足首の動き。 この三つを一緒に確認します。
👉️痛む場所だけ見ても治らない?有痛性外脛骨の原因を「片足立ち」で見極める方法
片足立ちで、負担が集まる動きを確認できます
歩行は、 左右の足で片足立ちを繰り返す動作です。 そこで最初に、 素足で片足立ちをします。 身体がどちらへ傾くのか。 足首がどちらへ動くのか。 7秒間、安定して身体を支えられるのか。 歩いているときの動きを、 静止した状態にすると確認しやすくなります。
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靴下・インソール・ケアも、同じ動きを基準に確認します
有痛性外脛骨では、 どこが痛むのか。 なぜ、その場所へ力が集まるのか。 そして、 身につけるものによって身体や足首の動きがどう変わるのか。 この順番で確認すると、 次に見るポイントが整理できます。 靴下、インソール、ケアについては、 それぞれのページで詳しく解説しています。
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