一般的なランニングソックスの中には、フィット感を高めるために強い伸縮性(伸縮キックバック)を持たせているものがあります。

これが強すぎたり足の形状に合っていなかったりすると、無意識のうちに足指をすぼめさせたり、つま先を外側に引っ張ったりする力として働いてしまいます。

足底腱膜炎の治療を受けて、いったん痛みが落ち着いても、練習を再開すると再び足の裏が痛くなることがあります。

足病学(ポダイアトリー)やスポーツ医学の観点からみる足底腱膜炎
これはプロサッカー選手による、素足と靴下着用による片足立ちの違いです。 筋力だけでは説明できない、足元の条件による身体の傾きの変化が確認できます。

ソックスによるアーチの低下
足元の条件の違いで、足首は内側に倒れ込んでいる様子が確認できました。

足首が内側に倒れ込みアライメントが崩れると
足首のクッションが機能せず、衝撃がスネ(脛骨)に集中します。 これにより正しい足の動き(アオリ運動)ができなくなり、足の裏に過度なねじれ負担がかかることで、足底腱膜炎のリスクが高まります。

足首が内側に倒れ込んだ理由(プロネーション)
片足立ちで体が傾くと、足首は内側に倒れ込みます。

これは筋力だけでは説明できません
大学生陸上部の片足立ちです。 「体が傾くのは体幹が弱いから」 そう思われがちです。 しかし、足元の条件が変わると片足立ちは変わります。


環境や道具は走り方に影響します
足底腱膜炎は「走り方」だけでなく、 シューズや靴下、骨のアライメント、筋力など複数の要素が影響して起きる現象です。

片足立ちで足首が内側に倒れ込む靴下は、ランニング時の足首の過度な倒れ込み(オーバープロネーション)を引き起こし、 足底腱膜炎の直接的な原因になることがあります。

過回内(オーバープロネーション)の誘発
靴下によって足指がうまく使えなくなると、土踏まず(足裏アーチ)が潰れやすくなります。

そのようなときは、痛む場所だけでなく、普段履いている靴下によって立ち方が変わっていないかを確認してください。
まず裸足と普段の靴下で、片足立ちを比べてください
足底腱膜炎の原因は靴下だけではありません。
だからこそ、最も簡単に効果が見込める道具から見直します。

1裸足で片足立ちを行い、7秒間の姿勢を確認する
2普段使用している靴下を履き、もう一度片足立ちを行う
3シューズを履いて同じ動作を確認する
次にインソールから小指がはみ出していないか確認
その次にやることは、シューズのインソールから小指がはみ出していないか?小指の跡がついているか?確認してください。

原因は、一つずつ条件を変えて切り分けます

痛む場所だけでなく、足元から身体へ力が伝わる仕組みを知ると、繰り返す痛みの見え方が変わることがあります。
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