
足の内側にある、ポッコリとした骨の出っ張り。 この周辺には、舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨があります。 歩いたり走ったりしたときに、この場所が痛むことがあります。 では、なぜ内くるぶしの下へ負担が集まるのでしょうか。

内くるぶしの下の痛みは、足首の動きと関係します
歩いたり走ったりするときには、片足で身体を支える瞬間があります。 このとき身体が外側へ傾くと、足首は内側へ倒れ込むように動きます。

足首が内側へ倒れると、舟状骨の位置も変わります
足首が内側へ倒れると、足の内側にある舟状骨も内側へ張り出すように位置が変わります。 立っているときや動いているときに、内くるぶしの下の出っ張りが大きく見えるのは、このような足首の動きによって起こる場合があります。

舟状骨の周りにある腱や靱帯にも負担がかかります
足首が内側へ倒れると、骨だけが動くわけではありません。 骨を支えている靱帯や、足首を支える筋肉・腱にも引き伸ばされる力が加わります。 この動きが繰り返されると、舟状骨の周辺に負担が集まり、痛みにつながります。

痛む場所だけではなく、その前に起きている動きを確認します
内くるぶしの下が痛むと、その出っ張った骨だけに目が向きます。 ですが、身体の傾きや足首の位置が変われば、舟状骨の位置も変わります。 次の画像は、靴下の違いによるジャンプ着地の一コマです。 内側にある舟状骨の張り出し方を比べてみてください。

舟状骨の位置が変わる条件は一つではありません
舟状骨の位置には、 身体の傾き、 足首の倒れ込み、 つま先の向き、 足のアーチ、 靴下やシューズなど、 さまざまな条件が関係します。 そのため、痛む場所だけを見るのではなく、どの条件で足首の位置が変わっているのかを一つずつ確認します。
内くるぶしの下に痛みが出ているのは結果です。 その前に、身体の傾きや足首の倒れ込みなど、足元で起きている変化があります。 まずは、その動きを確認するところから考えます。
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