つま先が外を向く動きを、運動用語で「トゥアウト」と呼びます。 トゥアウトには、足が地面に着く前に現れるものと、体重を受けたあとに現れるものがあります。 接地後のトゥアウトでは、足部アーチの低下と足首の内側への移動が、つま先の向きに現れます。

トゥアウトには、接地前と接地後の二つがあります
つま先が外を向くタイミングを確認すると、トゥアウトを二つに分けて考えられます。
足が地面に着く前に起こるトゥアウト
一つは、足を前へ運んでいる途中や、跳ね上げた足が空中にある段階で、つま先が外を向く状態です。 この動きには、片足で身体を支えたときの傾きと、空中にある足がバランスを取る働きが関係します。

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足が地面に着いてから起こるトゥアウト
もう一つは、足が地面に着いたあと、体重を受ける途中で足首が内側へ移動し、つま先が外を向く状態です。 このページでは、接地後に足元の構造が変化して起こるトゥアウトを、症例と比較画像から解説します。

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つま先の向きは、足元の支持条件によって変わります
次の画像は、同じ人がバドミントンシューズを履き、ジャンプと着地を行ったときの比較です。 靴下の条件を変えると、着地時の足首の位置と、つま先の向きに違いが現れました。

短時間の比較で、筋力や筋肉の柔軟性そのものが大きく変化したとは考えにくい条件です。 このときに変わったのは、足元で身体を支えたときの、足部アーチと足首の位置でした。 つま先の向きは、足元で体重を受ける条件によっても変化します。
片足で体重を受けると、足首とアーチの関係が現れます
片足で身体を支えると、荷重によって足部アーチが変化し、足首の位置も移動します。 その変化が、つま先の向きに現れます。 静止した足の形に加えて、体重を受けたときの変化を確認することが大切です。

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足部アーチが低下すると、足首が内側へ移動し、つま先が外を向きます
足部アーチが低下すると、足首は内側へ回転するように移動します。 その動きに伴って、かかと、足首、スネへ続く軸の位置も変わります。

足首が内側へ移動した状態で身体が前へ進むと、足先は進行方向に対して外側を向きます。 接地後のトゥアウトは、 足部アーチが低下する。 足首が内側へ移動する。 つま先が外を向く。 この順番で現れます。

トゥアウトは、足元の構造変化を知らせるサインです
接地後のトゥアウトでは、足部アーチと足首の位置が変化した結果として、つま先が外を向きます。 そのため、つま先の向きは、足元でどのように体重を受けているかを知らせる一つのサインになります。

つま先を意識して正面へ向けても、体重を受けたときに足首が内側へ移動すれば、つま先は再び外へ向かいます。 つま先の向きを確認するときは、足首の位置と、荷重時の足部アーチを一緒に見ます。

接地前と接地後を分けて確認します
つま先が外を向くときは、次の順番で確認します。 ・足が地面に着く前から、つま先が外を向いているか ・足が地面に着いたあと、つま先が外へ動いているか ・片足で立ったとき、足首が内側へ移動するか ・体重を受けたとき、足部アーチが大きく低下するか この違いを見ることで、空中で起きるトゥアウトと、接地後に起きるトゥアウトを分けて考えられます。
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まとめ|つま先の向きは、足首とアーチから確認します
トゥアウトには、足が地面に着く前に現れるものと、体重を受けたあとに現れるものがあります。 接地後のトゥアウトでは、足部アーチが低下し、足首が内側へ移動した結果として、つま先が外を向きます。 つま先だけでなく、片足で体重を受けたときの足首の位置と、足部アーチの変化を確認すると、トゥアウトが起こる仕組みを見つけやすくなります。
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