シンスプリント(内スネの痛み)の原因は、人によって違います。近年、撮影機材の進歩により、簡単に体の動きが高速で撮影できるようになりました。動きを撮影することで、これまで解らなかったことが解るようになりました。誠実に患者様の痛みに向き合う年月を過ごすうちに、医療の教科書が間違えていることに多く気付く毎日です。足首が倒れ込んで、内側の筋肉が伸ばされる事によって、引き起こされるシンスプリント(内スネの痛み)は、痛い部分をストレッチしても、マッサージで柔らかくしても解決せず、その不良な動きを体が受け入れてしまうまで痛みは続きます。
いわゆる、足が、捻じれ、完全に壊れてしまうまで痛みは続くということです。その痛みが治まっても、一つの構造の崩れ(足の捻じれ)は、新たな故障を生み、膝の痛みや、足の裏の痛みを誘発します。
医療の現場は古い常識を捨て、誠実に、目の前の患者様と向き合う必要があるのではないでしょうか?