研究

足の裏の形│足の裏のマメ・うおのめ
「足の裏が痛い」と言うと、足底筋膜炎を思い浮かべる方は多いと思います。本来、足の裏は平らな状態が正常です。足の裏が平らでないと、マメが出来る原因となり、ランニングサイクルに異常をきたします。マメ自体を治すのではなく、マメができる原因を対処していくことが最善の治療と私は考えます。

片足立ちの違い│五本指ソックスを勧めない理由
使用していた五本指ソックスで片足立ち検査を行った後、素足で同じ検査を行った時の比較です。素足では真っ直ぐに立てるのに、五本指ソックスを履くと真っ直ぐに立つことができませんでした。片足で安定して立つことができないと歩いたり、走ったりするときに、膝を捻じる動きが発生します。

その靴下、片足で立てますか?│五本指ソックスを勧めない理由
使用していた五本指ソックスと素足の片足立ちの違いです。

アーチを上げるとアーチは下がる
アーチサポートの弊害 調子を崩した2008年モデルでは、 シューズのアーチサポート部が 母趾球に干渉していました。 この部分です。 アーチが低下する理由 母趾球が接地するやや後方に、10円玉を挟みました。 10円玉を挟んでいないとき 10円玉を挟んだとき アーチを上げるとアーチが落ちた 片足リフト時の足元を拡大しました。 10円玉なし 10円玉あり...

足首の向きを整えるタオルストレッチ
足首の向きを整えるタオルストレッチす。

小指側の浮き指(ウオノメ・マメ)について
足の裏の形は、足首の向きに影響されています。「足の裏に、マメ・タコ・ウオノメができて困っている」そんな方の足の裏を見ると、尖っている部分が観察されます。足の裏に、マメ、ウオノメ、タコができて困るときは、足首に異常があるサインかもしれません。

体が傾くと足のアーチは倒れ込みます。

シンスプリントの原因はコレ!│足首の倒れ込み
シンスプリント(内スネの痛み)の原因は、人によって違います。近年、撮影機材の進歩により、簡単に体の動きが高速で撮影できるようになりました。動きを撮影することで、これまで解らなかったことが解るようになりました。誠実に患者様の痛みに向き合う年月を過ごすうちに、医療の教科書が間違えていることに多く気付く毎日です。足首が倒れ込んで、内側の筋肉が伸ばされる事によって、引き起こされるシンスプリント(内スネの痛み)は、痛い部分をストレッチしても、マッサージで柔らかくしても解決せず、その不良な動きを体が受け入れてしまうまで痛みは続きます。 いわゆる、足が、捻じれ、完全に壊れてしまうまで痛みは続くということです。その痛みが治まっても、一つの構造の崩れ(足の捻じれ)は、新たな故障を生み、膝の痛みや、足の裏の痛みを誘発します。 医療の現場は古い常識を捨て、誠実に、目の前の患者様と向き合う必要があるのではないでしょうか?

トゥーオフ
中学生 陸上部 シンスプリント部位の痛み。 同時に、足底と舟状骨付近に痛みを訴える

アーチサポートは正義?
Aのフォームは、膝が沈んでいるので、腸脛靭帯や、膝の周りの筋肉に負担が多くかかります。 また、足首関節も深く曲がっていますので、アキレス腱炎や、シンスプリント、足腱膜炎になりやすいと言えるでしょう。Aのシューズは膝が沈み込むぶん、余計な筋力を使うので、体力は消耗しやすく、 タイムは出しにくいシューズと言えるでしょう。

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