2020年、シューズの形が大きく変わり、膝を痛めるランナーが増えました。
私達はランニングフォームを細かく撮影し、痛みが出る原因を探し始めました。
「仲間が走るのをやめていくのは、だいたい故障なんですよね。僕も研究に協力します。」
そう言って、多くのランナーが他県からも駆けつけてくれました。
自分たちの足のことを、他人任せにしないこと、
解らないことから逃げないこと、
諦めないこと。
この研究は、
市民ランナー達の
プライドと、
尊厳から始まりました。
足の部位に関係なく、
痛みがある人の動作には、
異常な傾きが出ることが解りました。
また、この異常な傾きは、
シューズが発生させていることが多いのも解りました。
シューズをなんとかしない限り、
同じ故障を繰り返すということです。
私たちは、体のバランスを支える足の小指の動きに着目し、
足本来の機能を引き出すことで、
歪んだ靴の上に安定して立てる靴下の形状を研究し始めました。
その結果、体の揺れを減らし、
足や膝に負担をかける動作を和らげることに成功したのです。
まぼろし工房が、他の会社と違うところは、
「まさか靴下を販売することになるとは思っていなかった」ことです。
靴下の開発は、私達が目指すゴールではなく通過点です。
「20年後も走れる足を目指して」という目標のもと、
靴下を通じて繋がった全国の仲間たちと共に研究を続けています。
ここが、他社との最大の違いです。
走るときのグラつきを減らすために研究した私たちの靴下が、
歩く、しゃがむ、階段を登るなどの動作をサポートし、
働く人々や日常動作をラクにするだけでなく、
高齢者の歩行も助けることができる靴下になるように、
日々研究を続けています。
目指すのは、
痛みや不安なく毎日を過ごせる未来です。
それは、あるのか無いのか分からない、まぼろしのような未来です。
誰もが実現できなかったことに本気で取り組むからこそ、
その先に真の価値が生まれると信じています。
1995年に静岡県富士宮市で若葉治療院として開業し、一般患者の治療に加え、スポーツトレーナーとしても活動を行ってきました。特に競輪競技に注力する一方で、スズキ浜松陸上部や三菱電機のスピードスケートなど他のプロスポーツでも実績を積んでいます。医療と競技で培った専門知識を日用品に応用した製品づくりに取り組んでいます。
商号 まぼろし工房 (株式会社 一期一会)
代表者 近藤 祐司
設立 2007年
資本金 2,000,000円
従業員数 2名
所在地 静岡県富士宮市西小泉町21-2(若葉治療院内)
事業内容 靴下販売・開発・研究
保有特許 6
特願2021-112190 特許第7185347号
特願2022-28752号 PCT/JP2022/026556
特願2022-028752 特許第7260938号
特願2022‐073212 特許第7105462号
特願2023-071162 特許第7448171号
特願2023-074738 特許第7477224号
保有意匠 9
意願2022-013996 登録第1739918号
意願2021-020682 登録第1714767号
意願2021-024616 登録第1714788号
意願2022-020837 登録第1744107号
意願2022-020838 登録第1744108号
意願2021-020681 登録第1714766号
意願2022-13996 登録第1714768号
意願2022-018986 登録第1744399号
意願2022-018987 登録第1744400号
商標 5
商願2022-090190 登録第6655192号
商願2021-151850 登録第6564778号
商願2022‐079857 登録第6649510号
商願2022‐081600 登録第6656216号
商願2023‐053054 登録第6768805号
〈特定商取引法に基づく表記〉