O脚について、ご質問をいただきました。
内容が興味深く読ませていただいております。
私は30歳後半までサッカーをしていたのですが走り方が悪かったのかO脚です。ふくらはぎの間も太腿の間も空いています。らくちんソックスはO脚改善にはどうでしょうか?今までは自分で改善に取り組んできて拳1個弱程度の隙間になりましたがランニング中に疲れが出てくると内転筋が弱いせいかフォームが乱れ足が最短で前に出なくなり膝が外を廻って出てくるような感じがします。お考えを聞かせていただけると幸いです。
長文になり申し訳ありませんでした🙇
ご質問ありがとうございます。
O脚の悩みの難しいところ
O脚で悩んでいる方は、大きく二つに分けることができると思います。
1)O脚で悩んでいる(関節の変形)
2)膝が痛い、歩き方が変、走ると遅い・疲れる・肩こり・腰痛などの何か悩みがあって、「それはO脚のせいではないか?」と思っていること
まず、簡単なとこから消去しましょう
まずここは、俗説なので消去しましょう
ただし、シューズのココに隙間が開いていると
ニーアウトを起こします。
O脚と勘違いされやすいニーアウト
ニーアウトとは
ニーアウトとは、
運動する時の動きを表す用語で
ニーイン(膝が中に入る動き)の反対で、膝が外に開くことをいいます。
フォームが乱れ足が最短で前に出なくなり膝が外を廻って出てくるような感じ
これはO脚じゃない人も出る動きです。
足を見る分に、今、右足を壊していると思うので、走る時、右の着地で体は右の外に傾き、左の膝がニーアウトを起こすと思います(主観です)。
ちょうど、このように
この動きは、
プロサッカー選手くらい筋肉があっても出ますし、
小学2年生くらいの筋肉の量でも足は外に開かないことが普通です。
ですから、「内転筋が弱いと膝が開く」は理学療法士さんの教科書の中の話を、深く読み込まなかった方々が、勘違いして言ってるか、
ホントは違うけど、患者さんに解りやすく説明するための方便か、
保険点数の関係で、反対の足のリハビリはできないか・・・ (主観です)
だと個人的には思っています(主観です)
右足で片足立ちをすると、たぶん体が右に大きく傾く(左も傾く)と思うのですが、膝が外を廻って出てくるような感じは、体が傾いた時に発生するカウンタームーブメント(代償動作)だと思います。(主観です)
O脚に関しまして
O脚の定義は写真のように、つま先側と踵側をつけて、膝の間に指が4本以上入るようならO脚と言われるのが普通ですが(主観です)、
以上のことを鑑みて、
膝関節の問題ではなく(O脚ではなく)、
お悩みの症状は、
右足首の問題なような気もします。
ラクちんソックスは薬器物ではなく、衣料ですので、O脚の改善等は最寄りの医療機関に相談してみてください。
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