腓骨の動き
重要な割に、知られていない腓骨の動き
歩くときや走る時、腓骨はこのように動きます。
足首の構造
スネの内側の太い骨を脛骨(けいこつ)と言います。外側の細い骨を腓骨(ひこつ)と言います。
この二本の骨で、箸でつまむようにして、足首の骨をつまんでいます。この骨を距骨(きょこつ)と言います。
歩く度に動く腓骨
歩く時、走る時、当然のように足首は動きます。ベンチプレスで60kgを持ち上げるのは大変ですが、歩く度に、人の足は片足で、軽々とその体重+衝撃を支えてしまいます。
ちょっと大げさに書くと、足首を曲げ伸ばしするたびに、腓骨はこのように動きます。
実際には、2.4mm程度しか動きませんが、この動きで体の動きを安定させています。
脛骨と腓骨の動きが悪くなると足首(距骨)の向きが悪くなり
つま先が外を向いてしまいます。(トゥ・アウト)
つま先が外を向いた結果として、足部は回内し、
足首は倒れ込み、アーチの低下を引き起こし、
足の裏の痛みや、内スネの痛みを誘発します。
このように、
脛骨と腓骨を結ぶ骨間の筋肉の動きの悪さは、
トゥーアウトを発生させ、
足の裏の痛みや内スネの痛みを誘発します。
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