小趾外転筋/しょうしがいてんきん
小趾外転筋は、足の小指を外に開く筋肉です。
小指はバランスをとる為に重要な役割を果たす他に、足の裏を固くする(アーチの落ち込みを防ぐ)ために重要なことはあまり知られていません。
小指を開くと足は固くなる
足は、たくさんの骨からできています。
人の体を支える足の裏は、たくさんの骨が繋がり合ってできています。
歩く時に体重以上の力がかかる。
歩くときや、走るときに、地面を蹴り出す動きをしたときに、足の骨には体重以上の力がかかります。
足の裏を固くする
このときに、足の骨どうしの連結が柔らかいと速く前に進むことができません。また、柔らかいと、中足骨骨折や、足底腱膜炎などを引き起こします。
小指を開くことで、足の裏は固くなる
人の足の裏は、必要に応じて柔らかくなったり、固くなったりします。
足が固くならないと
足の裏が固くなるべきタイミングで、足を固くすることができないと、まっすぐに蹴り出すことができません。
まっすぐに蹴り出すために
ラクちんソックスは、特許取得の構造で、まっすぐに蹴り出す力を強くします。
専門的に書くと
小趾外転筋の解剖をみてみると、踵骨と第五中足骨を結ぶように走行しており、踵立方関節を底側~外側面の安定性に関与していることがわかります。
また、小趾外転筋は足底腱膜の腓側腱膜と連続しています。この連続は近位部においては著しく、分離することが不可能あり、遠位部では結合組織が両腱の間に存在するようになるため、分離することが可能であったと報告されています。
この解剖から考えられることは、小趾外転筋はアンカーとして踵立方関節を安定化させますが、遠位部ではある程度の可動範囲は有していると考えることができます。
起始:踵骨隆起外側突起、内側突起遠位部
停止:小指基節骨底外側
神経:外側足底神経S1.2
作用:小趾外転、屈曲
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