アキレス腱炎の原因は、カーフ筋(ふくらはぎの筋肉群)が硬い為に起こります。
そのため、接骨院や治療院に行けば、アキレス腱のストレッチや、
カーフ筋を柔らかくする治療が行われるのが普通です。
しかし、“なぜ?アキレス腱に負担がかかっているのか”が問題なのです。
カーフ筋群(ふくらはぎの筋肉)は主に足首を伸ばす動きに使われます。
そのため、アキレス腱炎などの痛みの原因は、ジャンプ動作や、地面を蹴る動きをやりすぎて、ふくらはぎの筋肉が硬くなり発生すると思われがちです。
しかし、そうではありません。
仮に、カーフ筋群が硬くなっているのならば、足首を極力曲げず、
膝も曲げず、棒のように立つのがスジではないでしょうか?
アキレス腱炎の原因は、衝撃系や、プロネーション系を除けば、カーフ筋群の硬さが原因ではありません。
アキレス腱の痛みや、カーフ筋群が硬くなるのは、単なる結果であって、
問題は、なぜ?カーフ筋群が硬くなり、アキレス腱に微細断裂を起こさせるか?って事だと思う。
カーフ筋群の主な役割りは、背伸びをしたり、ジャンプする動きや、走る、歩くときに
体を前に押し出すような動きです。しかし、実際はそうではありません。
3分で前屈を柔らかくしてみました。
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背中の動きを良くしただけで、人の体の立ち姿勢はこう変化します。
くるぶしの真上に腓骨頭がのるようになりました。
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横から見た時の人の体の軸は・・・くるぶしの上に腓骨頭が乗るのが理想なんだと思う。
結局、アキレス腱の痛みだけでも、全身のエラーを治すのは、最も有効な手段と言えるでしょう。