マラソンを走っていると、脚が全然動かなくなってしまう人がいます。「疲れた」という状態を超え、走り続けるのが困難になってしまう状況です。膝の屈伸運動すら満足にできなくなります。原因として過緊張とエネルギー切れがよく言われます。
問題は、なぜ?エネルギー切れや、過緊張が起きるのか?・・・そんな話です。
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足が攣るランナーの走りを観察すると、特徴的な動きとして頭の上下動が大きいことがあります。
ランニングでよくいう、いわゆる
- 膝が落ちる
- 腰が落ちる
それらは頭の上下動を大きくします。
頭の上下動はなぜ起きる?
膝が落ちる、腰が下がる原因は、ランニングフォームの悪さや筋力不足のことを言われることが一般的ですが、横と、後ろから同時に二点定点カメラで捉えると、
頭の上下動が大きくなるときは、左右の振れも大きくなることに気が付きました。
落ちた体を持ち上げる
走り続けるためには、落ちた体を、もういちど持ち上げ、頭を中心に戻す必要があります。
足が攣る原因をまとめると
左右にぐらついた走りをすると、無駄な動きが増えるので、脚の負担が多くなります。
足が限界を超えると、足の痙縮が発生します。