ランニングニー(腸脛靱帯炎)
愛知県 名古屋市からご来院いただきました。トレールランニング:主訴は右の腸脛靭帯~足首の痛みです。(2017/02/08)
片足立ちでひざを曲げる検査の治療前と後を比較してみます。
この検査で安定して7秒間静止できないようでしたら、練習は中止し、リハビリメニューに尽力したほうが正しいと思います。
アライメントの悪さは腸脛靭帯炎を引き起こすというなら、狂ったアライメントを正常に戻す必要があります。
シューズが起因したランナーズニー
また、腸脛靭帯炎だけに限らず、ランニング疾患すべてにおいて言える事ですが、シューズを履くと、アライメントが大きく変わるシューズがあります。
シューズを履いた状態が、ランナーの足です。
素足の状態とシューズを着用した状態で、これほどアライメントが変わる事があることを、もっと多くの人に知って欲しいと思うのです。
●シューズ着用によるアライメントの変化
また、シューズの個体差でアライメントの変化があることをあまり知られていません。今回持ち込まれた二足のシューズでアライメントの変化を確認してみました。
●シューズの個体差によるアライメントの変化
このように、シューズの相性も、ランニングニーの痛みに大きく関係します。履いて真っ直ぐに立てないシューズは避けた方が良いと思います。